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しかし構造的な反実仮想として、

韓国の民族自決論が「朝鮮半島」という特殊事例を超えて、一般的な国際法原則として展開される


植民地化・強制併合・歴史的支配によって形成された現行国境を再検討する


民族の歴史的領域と現在の国境が一致しない場合、現行国境を民族自決によって修正できるという理論になる


中国の東北部・チベット・新疆などにも論理的に適用可能になる

という経路は存在します。

ただし、これは「文在寅が実際にこの経路を進もうとした」という意味ではありません。理論的な外挿可能性です。

むしろ韓国の国際法学の現在の議論を見ると、かなり重要な逆方向の証拠があります。

2022年の韓国の研究では、北朝鮮の急変事態を想定して、北朝鮮住民の自決権を論じながら、同時に領土保全、内政不干渉、現状維持原則との衝突を検討しています。つまり韓国国際法学そのものが「自決権なら何でも許される」という立場ではありません。 2024年の韓国法務部系の研究でも、南北統合における自決権について、分離独立の法的有効性や第三国による一方的介入を問題として扱っています。

これは非常に重要な反証です。
したがって、現在の証拠から最も妥当な評価は、
「文在寅・韓国進歩派=中国の領土保全に対する直接的な脅威」ではない。

しかし、
「韓国進歩派の一部にある民族自決・反植民地主義・歴史的正統性の論理は、一般化されれば中国の領土保全原則と論理的衝突を起こし得る」

というものです。