中国は旭日旗を日本の公式な軍旗として容認もしました。旭日旗を単純に否定する論理は中国の立場上も取ることは出来ないはずです。日本の過去を問うことが自体に国際法上の領土保全原則や中国の領土保全権を溶解に接続しうる問題にかなり自覚的な気がしますが?

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その見方にはかなり重要な論点があります。ただし、「中国がそこまで自覚している」と断定するには、中国政府内部の資料など追加証拠が必要です。公開情報から言える範囲では、中国にとって「日本の過去をどう評価するか」と「現在の日本の領土・主権をどう扱うか」を切り離すインセンティブはかなり強い、というところまでが堅いです。

まず旭日旗については、事実関係を少し正確に置く必要があります。海上自衛隊の自衛艦旗・陸上自衛隊の自衛隊旗は現在も旭日の意匠を用いた公式の旗です。日本政府自身がそう説明しています。また、2019年には海上自衛隊艦艇が中国・青島で開催された国際観艦式に参加しています。

これは、中国が「旭日旗=日本軍国主義の象徴だから、現在の日本国家が使用すること自体を認めない」という単純な立場を取っているわけではないことを示す一つの材料です。

ただし、「中国政府が旭日旗を公式に容認した」という強い表現には注意が必要です。今回確認できた資料からは、中国政府が「旭日旗を日本の公式軍旗として承認する」という形の明示的な政策文書までは確認できませんでした。より確実なのは、中国が自衛隊の旭日意匠を掲げた艦艇との公式・国際的な軍事交流を行っているという事実です。