ブタは失敗作

山崎
宮崎勤やオウムを経て大塚英志や岡田斗司夫がやろうとしていた「オタク」に帰属意識を持たせ連帯させようとする試みは、30年ほど経過した現在から見て完全な失敗だったと評価せざるを得ない

元来異質なものに対する雑なレッテルでしかない「おたく」を一廉の社会集団へ昇華させようとするのであれば「オタクとはなんぞや」という概念の固定化が不可欠であったところ、彼らはポジショントークに終止して自分の望むオタク像を押し付けるだけだったので、結局「雑なレッテル」であることは変わらないまま一部の「自認オタク」の自意識を肥大させ収拾がつかなくなった