日本の議論との関係

この点は、日本の皇位継承論でもよく比較されます。

「女性天皇が即位すると王朝交代になる」という主張が見られますが、世界の長子継承を採用する君主国では、女王が即位しても王朝交代とは考えないのが一般的です。

つまり、現代の王室制度では、

* 王朝は法制度によって継続する
* 男性の血統やY染色体だけで王朝の継続を判断するわけではない

という考え方が主流になっています。

したがって、世界の長子継承制を採る王家を基準にすると、「女王になったから王朝が変わる」という理解は一般的ではありません。これは、王朝を何によって定義するか(法律・制度なのか、父系血統なのか)の考え方の違いによるものです。