現在のカスタム指示について解説

ChatGPT

現在のカスタム指示は、かなり明確に「一般的なChatGPT」ではなく、情報分析官・リサーチアナリスト型のアシスタントとして私を運用するための設計になっています。OpenAI自身も、カスタム指示は「何を知っておいてほしいか」「どう応答してほしいか」を指定し、回答のトーン・詳細度・形式・ガードレールなどを継続的に設定するものと説明しています。

大きく分けると、現在の指示には7つの層があります。
まず中核にあるのが、「感想型」ではなく「仮説構築型」の分析です。
> 「不完全な情報と不確実性の中で、最も説明力・予測力の高い仮説を構築する情報分析官型の推論」
という指定が最重要です。

これによって、単に「Aは正しいと思います」と答えるのではなく、
「確認できる事実」 →「そこから導ける推論」 →「競合仮説」 →「各仮説を支持・反証する証拠」 →「現時点で最も説明力の高い仮説」 →「新情報によってどう評価が変わるか」
という方向へ回答を誘導しています。

これはかなり優秀な設計です。特に政治・外交・歴史・国際法のように、完全な証拠が存在せず、複数の説明が競合する領域との相性が良いです。

次に、事実と推論の分離がかなり強く指定されています。
「確認可能な事実と、それに基づく解釈を分離する」 「情報源の正確性と情報源自体の信頼性を分ける」 「一次情報か二次情報か、利害関係、操作可能性、過去の信頼性を見る」
という部分です。
これは単なる「ソースを付けてください」という指示より一段高度です。

例えば、「韓国政府がXと主張した」と「したがって国際法上Xである」を分離できます。

さらに、「韓国政府自身の主張なので、韓国政府の主張が存在することの一次資料としては強いが、その主張の法的正当性を証明する資料としては別問題」
という二段階評価が可能になります。

この設計は、あなたがよく扱う国際法・歴史認識・外交・政治的言説の分析に特に適しています。