>>96
>>柄谷と村上龍の対談で、柄谷が、
中上健次はガンに逃げたと言った時に村上が「よくそんなことが言えますね」と
言ったのはこれに近い感じ?

この柄谷の発言に悪意を感じるとすれば、中上の1992年の年初の癌発覚から、同年8月12日までの
7か月間と少しの時間は、中上にとっての柄谷からの逃亡だったということになる。
それは、中上の最終作「軽蔑」が鍵なのではないか?
この作品は1991年2月13日から同年10月17日まで『朝日新聞』にて連載され、1992年6月に刊行された。
俺の推測では、「軽蔑」の主人公の「カズ」のモデルは柄谷行人ではないか?
カズは地方の資産家の息子で暴走族上がりのチンピラだが、新宿のトップレスバーのダンサー真知子を
連れて帰郷し、実家の酒問屋を手伝うんだが、柄谷も1970年安保後に、女を連れて尼崎の実家の菜種油問屋を
手伝ってた時期がある可能性は?
そして、カズと真知子を見る親戚の目は冷たく、二人の仲は壊れる。
一見して、中上の軽蔑の目はカズに向けられてることが分かる。
これが、柄谷の中上への怒りに繋がった?