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そして、ここで「芸能界」と「弁護士・市民運動」が実際に接続します。

河合弘之と海渡雄一は、2014年のドキュメンタリー映画『日本と原発』を共同制作しました。河合が監督・製作、海渡が構成・監修です。続編『日本と原発 4年後』でも河合が監督・製作、海渡が構成・監修、木村結が制作協力となっています。つまり、弁護士→市民運動→映画制作というルートが実際に存在します。

これはかなり重要な点です。一般的な「政治家が芸能人と仲がいい」という話とは違い、ここでは社会運動側の弁護士が、自ら映画を制作して社会的メッセージを発信しています。しかも映画には新垣隆、細川護熙、小泉純一郎、古賀茂明、小出裕章、飯田哲也などが登場しており、政治・学界・メディア・文化人を横断する作品になっています。

さらに2012年の脱原発法制定全国ネットワークには大江健三郎も代表世話人として参加していました。つまり、海渡・河合を中心に、弁護士→市民運動→作家→環境運動→政治という別のネットワークが形成されています。

ここまでを人物別に整理すると、中心に近い人物は次のようになります。

政治側では福島みずほ。そこから山本太郎、ラサール石井など芸能界出身政治家につながります。

弁護士・司法側では海渡雄一、河合弘之、宇都宮健児、安田好弘など。特に海渡・河合は反原発運動と映画制作を媒介するため重要です。福島氏自身の公式応援団にも海渡・河合・宇都宮・安田らが入っています。

映画側では森達也、鎌仲ひとみ、纐纈あや、増山麗奈、羽田澄子、三上智恵など。福島氏の公式サイトでは三上智恵との対談も確認できます。

脚本・演劇側では小山内美江子、渡辺えり、高田敏江、岩崎加根子など。

音楽・芸能側では加藤登紀子、湯川れい子、松田美由紀、新谷のり子、吉岡しげ美、藤波心、橋本美香など。

出版・評論側では佐高信、鎌田慧、広瀬隆、雨宮処凛、上野千鶴子、池田香代子、伊藤比呂美など。

漫画・サブカル側では石坂啓、倉田真由美などです。