楽天GがAIチーム1000人規模に拡充、運用コスト9割減で収益化に貢献
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2025-12-23/T7P2G5KK3NY800

Min-Jeong Lee
2025年12月23日 at 12:05 JST

楽天グループは、人工知能(AI)チームを拡充し、コスト効率を重視したモデル構築を進めている。今年1000人規模に拡大した同チームは、数千に上るエヌビディア製チップを活用できる体制を整えた。

  同社は、苦戦するモバイル事業とオンラインショッピング分野での激しい競争に直面している。一方で、新たなAIツールを効果的に導入できれば大幅な成長が見込める。他の大手テクノロジー企業と異なり、楽天は導入の早い段階から収益性を重視する。

  AIチームを率いて3年目に入ったティン・ツァイ専務執行役員(53)は、楽天Gの多様な事業を支援し、最小限のコストで商取引を処理するAIシステムの開発を担っている。同氏はインタビューで「楽天はビジネス志向が強く、最新技術を顧客の課題解決に利用している」と語った。事業全体で展開するには高い収益性の確保が不可欠で「だからこそ、生成AI導入でコスト削減が極めて重要になる」と強調する。