>>270
3. デブリ対策について、低軌道化によって衛星の機器トラブルや軌道寿命終了時の軌道離脱・大気圏での焼却処分がよりスムーズに行えることは事実です。空気抵抗の影響が大きい400km未満の高度に展開することで推進力を失った物体は短期間で自動的に落下し、危険なデブリの発生を防ぐことができます。一方で高度400km付近にあるISSなどの有人ステーションよりも低い軌道への衛星の大量投入は、ISS側の万一のトラブル時に一刻を争う緊急帰還のタイミングに影響し人命に関わるリスクにもなり得るなどステーションの運用にも影響し、ある意味聖域でもあったため、長い間議論になっていました。最終的にNASAとの調整の上で進めるとの条件付きの承認となりましたが、マスク氏が度々ISSを早期終了させたい発言をするのはこれに関しているようです。つまり340kmへの低軌道化は、危険なデブリを減らす為に危険な軌道を独占するという矛盾を含んだ行為とも言えそうです。