UQ、WiMAX 2+の「データ量制限なし」訴訟で敗訴、東京高裁が2万円の賠償命令
http://shimajiro-mobiler.net/wp-content/uploads/2015/02/150219_UQ_Plan1.jpg

UQコミュニケーションズのWiMAX 2+サービスの「ギガ放題」プランを契約したものの、実際には直近3日間の通信量に基づき通信速度制限が適用されたことに対して、サービス利用者がUQコミュニケーションズ(及びMVNO)を訴えていた裁判にて、東京高裁は一審判決を覆し、UQに対して賠償の支払いを命じる判決を命じた。

NHKによる報道は以下にて。
通信サービス「ギガ放題」広告 東京高裁が賠償命じる逆転判決 | NHKニュース

1審では訴えが退けられましたが、18日の2審の判決で東京高等裁判所の野山宏裁判長は「当時の広告は速度制限について豆粒のように小さな字で目立たない場所に記載していた。また、契約の際に十分な説明もなかった」などとして、会社側に慰謝料など2万円余りの賠償を命じました。

WiMAX訴訟とは、主にUQコミュニケーションズが提供する「WiMAX 2+」の「ギガ放題」等の広告表現をめぐり、速度制限に関する説明が不十分であったとして、ユーザーが損害賠償を求めた一連の裁判です。

広告表現と集団訴訟の動き
問題の背景: 「データ量制限なし」「使い放題」と宣伝されていたにもかかわらず、「直近3日間で3GB以上」使用すると通信速度が大きく制限される仕様が、消費者の間で大きな波紋を呼びました。

集団訴訟の発展: 2015年、この速度制限ルールの説明が不十分であるとしてユーザー側が損害賠償を求め、集団訴訟へ発展する動きを見せました。

2審での逆転判決
判決のポイント: 1審では訴えが退けられましたが、2018年4月の東京高等裁判所の控訴審で会社側の責任が認められ、損害賠償(約2万1000円)の支払いが命じられました。

判決理由: 広告において「データ量制限なし」と大々的にうたいながら、速度制限に関する重要な注意書きが「豆粒のように小さな字」で目立たない場所に記載されていた点が不当であると判断されました。