石川温のスマホ業界新聞
https://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/2608/16/news014.html

KDDI、楽天モバイルへのローミング提供を9月末で終了へ――ルーラルはローミング継続。頼りのASTは大丈夫か

KDDIが、楽天モバイルに提供している4G LTEエリアでのローミングサービスを9月末で終了する方針を明確に示した。エリア整備の遅れているルーラルエリアでは、新しい契約で期間を区切ってローミングサービスを継続する方向で調整が続いているが、楽天モバイルのエリアカバーの“切り札”となりそうなASTの低軌道衛星通信サービスの動向が気になるところだ。

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楽天モバイルの「パートナー回線エリアマップ」を見ると、関東圏などはべっとりと濃いめのピンクで塗られている。一方、パートナー回線エリア、つまりKDDIのローミングエリアはごく限られた場所のように見える。

 一方でKDDIが提供するローミングエリアマップを見ると、関東圏でもかなりの場所がオレンジ色となっている。

 楽天モバイルは「ここは自社エリアです」とアピールする一方で、KDDIとしては「いやいや、実際はローミングでも提供されているでしょ。そうおっしゃるなら、ローミングを打ち切りますよ」というわけだ。

 楽天モバイルのエリアマップ通りであれば、関東圏などは契約が終わっても、特に問題はなく、ユーザーからの不満は出ないはずだ。

 ただ、6月になって、一部のローミングエリアが打ち切られた際、同時に楽天モバイルユーザーから不満の声が噴出した。

 KDDI関係者によれば「6月の打ち切りは本当にごく一部に過ぎない」ということで、10月以降、繁華街や住宅地でのローミングが終了したら、相当なクレームが上がる可能性も考えられる。