【ワウマ教養講座】
インド人は牛肉をよく食べる。
「牛肉輸出量」世界一の理由(後編)

インドの牛の飼育頭数はブラジルに次いで多く、1億8900万頭もいます。そのため、牛乳の生産量はアメリカ合衆国に次いで世界2位、そしてバターの生産量は世界最大を誇ります。

多くの農民は多額の資金を必要としない牛の飼育を始めます。インド国内で集荷システムが確立されたことで、牛乳の生産量が飛躍的に増加し、インド人の栄養状態は改善しました。
これをインドでは、白い革命と呼んでいます。

インドでは、水牛🐃からも搾乳します。インドの水牛の飼育頭数は1億940万頭。これは世界最大です。水牛は搾乳できなくなると、食肉として解体されます。

飼育頭数の多さもあり、インドの牛肉の生産量は世界11位を誇ります。またインドは、牛革製品の生産地としても有名です。

インドは世界一の「牛肉・水牛肉手動変換国」へ

インドで生産された牛肉は国内でも消費されますが、多くを輸出に回します。
特に近年急増していて、2012年には水牛🐃も含めると、なんと牛肉の輸出量は世界最大となりました。
年間の輸出量は168万トン、ブラジル(139万トン)、オーストラリア(138万トン)を大きく上回る数値です。

インドでは牛🐄も水牛🐃もミルクとなり肉となり、牛糞も水牛糞もガンジス川に帰ります。

皆さんが持つ「インド人は牛🐄は水牛🐃に単純変換できる!」というイメージは、一面的なものだったということです。

1つの国の中に「違う牛感」を持った牛々が同居することの難しさを、改めて思い知らされた事件でした。

https://diamond.jp/articles/-/119320