問題はここからで、所謂"DISCO DUB"と呼ばれるものの中にはこれほどのポップネスを湛え
た作品が溢れているのかもしれないと勘違いしてしまったのがそもそもの間違いだったのかも
しれない。chicken lipsの他の作品はもちろん、akwaaba、altz、idjut boys、rub n tugからコス
ミックで有名なdaniele baldelli、いくつかのコンピレーション、そして最近で言えばchicken lips
の片割れthe emperor machineのアルバムまで・・・"DISCO DUB"の中心人物と呼ばれるもの
を片っ端から聴いたのだけれど、ごく一部を除いて殆どどれもピンとこなかったのである。また
僕は、arthur russellのディスコの諸作品、metro areaやdaniel wangをはじめとしたオブスキュ
アなイタロ・ディスコはとても好きなんだけれど、larry levanは驚くほど全くピンとこないのだ!
その時に気づけばよかったのに、また「ジャンル」で音楽を追いかけることをしてしまった。僕は
近いジャンルのアーティストだからといって次々にそれらを好きになることは、これまで殆どな
かった、言いかえれば作家性というものに良くも悪くもシビアなため、DJ的な聴き方がほとん
どできないのだ・・・!(続く)