この音楽が好きな人の大半は90年代から今世紀の初め辺りまで
「テクノはダンスミュージックで、踊らないと本当のよさはわからない」、
そういうスタンスでこの音楽を好きでいたんだろうけど、

昨年のシスコの閉店、Yellowの閉店等、ダンスミュージックとして盛り上げて
きた「テクノ」が時代と上手く適合できていないことは理解しているはず。
実際音楽業界云々を考慮に入れずとも、クラブに行って踊るエネルギーが若者にないこと、
そんなことを考えている余裕も時間も無いこと、何よりクラブに来る客が
音楽への探究心を失いつつあり、「カラオケ文化」の日本を変えることが
もう無理なのだとイベント主催者側が半ば諦めている、好きな人だけ
入ってくれば?といったある種排他的で保守的な態度になっていて、
「ああ、もうこの国で(踊る)テクノを真面目に聞く若者はいないのだろうな」
と思わずにはいられない。


カラオケ文化で日常的に音楽で踊る習慣のない日本を変えることは
無理だったんだな、と今にして思う。


本気で動きたいならもう海外に出るしかないんだろうなー