原子力兵器を扱ったH・G・ウェルズの古典SF『解放された世界』は、核物質「カロリウム」を利用した爆弾が実用化され、1956年にはついに全面核戦争が起きるという内容の本で、第一次世界大戦が始まった1914年に発表された。
この小説を読んだある男が、現実世界に核兵器を登場させる上で大きな役割を果たした。核分裂の連鎖反応を着想して特許を取り、アインシュタインと共に原子爆弾製造をアメリカ政府に進言したこと有名な、物理学者レオ・シラードである。