しかしやってるとだんだん大きくしたくなるもの。
金はかかるものだと腹をくくって,
4x5の繰り出せるカメラに4x5用のレンズをそろえることをおすすめするよ。

平面の複写なら4x5で50mmとか75mmでも違和感ないが,
立体物で短焦点だとパースが不自然になる。
その効果を狙うんならそれでもいいが,そのうち飽きてくるよ。
150mmから210mmくらいのG-ClaronやFujinon-A,
奮発できるならAMED-NikkorとかMakro Symmerあたりのほうがいい。
定常光ならどのみちバルブになるからシャッターなしでもやってやれなくはないが,
シャッター組み込みのレンズとただの引き伸ばしレンズとでは
操作効率がまるで違う。
ライカマウントレンズならコパル#3シャッターにマウントする手もあるけど,
それなら中古でG-Claronでも買ったほうが安いって。
メーカー推奨の使用倍率範囲は1:4から4:1だから
5倍以上の拡大なら引き伸ばしレンズ逆付けのほうが有利かもしれないが,
そんなこといきなりなんかできっこないから考えなくていいと思う。

カメラはモノレールタイプか,フィールドタイプなら
エボニーSV系が繰り出し量が多くておすすめ。
次はリンホフが3段式で長い。ウィスタのフィールドタイプは
延長できるけど,
あれなら素直にモノレールタイプのほうがいいと思う。
拡大撮影はとにかく繰り出せないことにはどうしようもないので
そこをまず基準に考えたほうがいい。

金はかかるけど,それに見合うものは得られると思う。
35mm用のベローズなんて不便なもの使ってるのなら
ビューカメラも使えるはずだし,ビューのペースにも馴染めるはず。
最初は尻込みするだろうけど,
ごちゃごちゃ言ってるくらいなら思い切って踏み出すといいよ。