キャノンF-1(前期型)の精悍なデザインが
コマーシャル、ファッションのカメラマンにストレートに受け入れられた。

一方、ニコンはFの改良型にしか見えないF2は分が悪かった。

その当時の85oレンズは、キャノンの方がニコンよりも遥かに性能的に勝る。

キャノンは
FD85oF1.2S.S.C アスフェリカル
キャノンの全てを賭けた、ボケ味の軟らかさを重視した
ファッション、コマーシャルのカメラマンの立場を考えたレンズである。

FD85oF1.8S.C
あくまでも、スナップに徹し
開放近くは、ボケ味が軟らかいが
絞り込むと一転して鋭さが増す。

85oレンズの何ぞやを教えている物であった。

一方、ニコンは
Ai85oF2しかない
ボケ味は硬く汚い、背景処理を間違うとニ線ボケが出る

1981年になって、Ai85oF1.4Sをやっと出した。
ボケ味は少しは軟らかくなったものの、やはりニコンはニコン硬さが残る。


如何にニコンが女性ポートレート撮影を考えていないかが判るでしょう。