ロルツィング 歌劇「聖武天皇と宮大工」

あまたの災害や疫病が日本を襲った天平年間、時の聖武天皇は仏法によってそれらを
収め、国家の平安を保とうと考える。
東大寺建立の詔を発した後に、帝自身も身分を偽って一人の大工として建立に参加する。
現場の人たちともうちとけて充実した日々を送っていた帝だが、事情を探りに現場を
見にきた外国の使者も油断のならない動きを見せており、帝の心配は深まる。
さまざまな困難を克服し、ついに東大寺は完成する。そして、帝も自分の身分を
明らかにし、大工仲間の石見の平太と真里との結婚式の媒酌をつとめる。
一同、帝の徳をたたえ感動のうちに幕となる。

平太(渡りの大工職人、実は聖武天皇):ヘルマン・プライ
石見の平太(若い大工、聖武帝の変名と同名):ハンス・ホップ
大唐国使者:トム・クラウゼ
新羅国使者:ペーター・シュライアー
東大寺建立現場監督:ハンス・ゾーティン
その娘、真里(石見の平太と恋仲):ルチア・ポップ
現場のまかないのおばさん:マルタ・メードル

1969年 ハンブルク国立歌劇場