古関裕而 歌劇「モスラ」

古関裕而の歌劇の大作であり、全曲の完全な楽譜が現存する。
上演の見込みはまったくないままに作曲を進め、1959年に完成した。
その後も上演のめどはたたなかったが、東宝が作品に興味を示し、
映画作品として完成された。
原曲の小美人の二重唱「モスラの歌」はそのまま映画でも用いられて
いるほか、序曲をはじめとして原曲のナンバーの多くが映画音楽として
流用されている。
原作どおりに上演すると、ほとんど不可能なレベルの舞台装置が
必要となるため、ながらく原曲の上演は行われることはなかったが、
新国立劇場の次シーズンでの初演の準備が進められている。