>>541
アメリカのこの頃が彼女の全盛期と言われているようだが、それは違う。
彼女のマホガニーを思わせる神々しい声は戦後から。頂点は恐らく48年頃のムーアとのヴェーゼンドンク
あたりか?フルヴェンとのイゾルデや50年のスカラもその延長線上にあり、見事な歌唱だ。55年の引退後も、声に衰えはあるとは言え、
立派な歌唱である。クナとのヴェーゼンドンクも前出よりは落ちるが、立派だし、ワルキューレも堂々とした
演奏。むしろ堂々としすぎて、ジークリンデとジークムントがおばあちゃんとおじいちゃんになった頃の歌唱では?と思わせる、ちょっと違うんじゃないか、
若さに欠ける欠点はあることはある。
引退後のフラグスタートで今ひとつと思うのはショルティとのワルキューレ3幕、それとオスロでのライブ、神々の黄昏ぐらいかな?