大野&都響のワーグナーコンサート
タンホイザー序曲
トリスタン前奏曲と愛の死
ワルキューレ3幕3場
あまり期待せずに出かけたがこれが嬉しい誤算になった
澱みない流れ、分厚く量感ある響き、濃い陰影
立派にドイツの、ワーグナーの世界を現出していた
圧巻はブリュンヒルデ役のストゥンディーテ
初めて聴くリトアニア生まれのソプラノだが、中声域の野太いボリュームが特徴の大柄な声の持ち主で、実にドラマチックな歌唱だった
全曲通して聴かないことには評価は定まらないけれど、表現力にも優れており今後目を離せない人になった
ヴォータン役のスヴィルパも立派に及第点
しかし2階席がもう情けないくらいにガラ空きで出演者が気の毒に思えてならなかった
上演レベルの高さと音響の良い新宿文化センターだけに実にもったいない