銀座名物のCD売り場が移動、時代に押され大幅縮小
[2019年7月4日21時16分]
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東京の一等地、銀座4丁目交差点そばの山野楽器銀座本店が
今月25日から、目抜き通りに面した1階を中心とするCD売り場を4階へ移動、
面積を約4分の1に大幅縮小することが4日分かった。

音楽文化を1世紀以上発信してきた名所で、
インターネット配信の普及とCD離れを示す象徴的な出来事と言えそうだ。

通称「銀座通り」沿いにある8階建ての同店は
現在、地下1階と地上1、2階の計3フロアで音楽CDを中心に販売。
国内外の買い物客でにぎわう場所で、少なくとも大正時代初めからレコードを販売してきた。

ある音楽関係者は「銀座山野にCDを置いてもらうのが歌手のステータスで、本当にショックだ」と嘆く。

1、2階などの今後の用途は検討中。
山野楽器は「CD売り上げが伸びず、経営の効率化を図る。
大人向けの音楽教室を既にCD販売店より多く展開しており、そちらに注力していきたい」としている。

日本レコード協会の統計によると、CDなど音楽ソフトの年間生産額は
1998年の約6075億円をピークに減少。
昨年は2403億円で、音楽の消費は配信やライブへと移行している。

山野楽器銀座本店は、国土交通省が発表した
1月1日時点の公示地価で国内の最高価格地点。
(共同)