上手さで聴かせるか、勢いとか深みなどの表現で聴かせるか
現代でもそれはアメリカのオケでも顕著で、東海岸側のオケが技術の絶対的完璧さ、アンサンブルの精緻さ、どちらかと言うとタテの線をキッチリ整えるのに対して、西海岸側のオケはエモーショナルな情感、どちらかと言うとヨコの流れを大切にする傾向がある
ひと括りにはできないけど、東側に言わせると西側のオケなんて「技術不足で聴けたものじゃない」、西側に言わせると東側は「堅苦しくて音楽がロックしている」となる
少しずつ変わってきているかもしれないけど、例えば一昔前のニューヨークフィルとロスフィルの演奏を比べると一目瞭然ならぬ一聴瞭然
また、ドボ9の終楽章最後の"lunga"、東側のオケに言わせると「どこまでも長く伸ばせないのは技術不足だから」って言い方
西側や、チェコのご当地オケにしてみれば「木を見て森を見ずの些末な問題」となる
どちらが良い悪いではなくてね