ポペルカ&ウィーン響@すみだ、最高に心地よい演奏会だった。
アジア・ツアー最終日ということもあってか、オードブルのドヴォルザークの謝肉祭からアクセル全開。
その後は満員のお客さんのほぼ半数がお目当てにしていたであろう角野隼斗のラヴェル 。
角野のコンチェルトは何回か聴いているけど、ポペルカとウィーン響の好サポートもあってか、ラヴェルみたいなジャズ要素が多用されている、ノリの良い曲だと結構上手い。
アンコールはウィーン響のトランペット、スネア、ベースを交えての即興クァルテットでガーシュインのパリのアメリカ人からの抜粋。
角野が出たパートではこれが一番良かった。
(角野隼斗に関してはこのスレでもケチョンケチョンな書かれ方をされていて、概ねオレもそれに同意はするのだが、ガーシュインやカプスーチンを演奏させると凄く上手い。ただ、オレが聴いたことがあるコンチェルトのなかではモーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、ラフマニノフは全然ダメ。
母君からレッスン受け直せ、音大からやり直せ!と言いたいところだが、東大出てるし、IRCAMにも留学してるし、人気も凄いからこのままでもいいのかも。プレイヤーとして人気がなくなったら、研究者にもなれるだろうし)

後半は正にポペルカ劇場。あんなにやりたい放題の新世界はライヴでは初めて聴いた。変幻自在なデュナーミクやポルタメント、お国もので骨の髄まで理解してる曲なんだろうけど、いくらチェコ出身とはいえあそこまで大胆で説得性のある演奏にはなかなか出会えない。
ポペルカ恐るべし。
ウィーン響も、オーケストラ界隈では別格扱いのウィーン・フィルの陰になりがちだけど、日本のオケからは絶対に出せないような音色で魅了するだからやはり名門オケだわ。
オーケストラ・アンコールはドヴォルザークのスラブ舞曲とJ.シュトラウスU:ポルカ「雷鳴と電光」 で大団円!

もうひとつ加えると、すみだトリフォニーホールのオレが聴いた席の音響がサントリーやミューザに負けないくらい抜群に良かった。今日のコンサートが満足出来たのも席のおかげ?

長々と長文失礼。