わかった。 これからは、プラ管のおもちゃをリコーダーと呼んで、本物はチャルメラと
呼べばいいのだね。 
真面目なアマチュアの方向けにマジレスすれば、プラ管や比較的安価な木製の
楽器と、オリジナルをコピーした、またはそれに近いポリシーの楽器とでは、
構造上決定的な差がある。 
それは、指穴のアンダーカットだ。 指穴の表面から内径が側に向かって
富士山型に大きく広げられている。 これはすべてのバロック以前の木管の
特徴でもある。 残念ながら、このアンダーカットが無い楽器は、バロックの
曲の演奏には今ひとつ向かないということになってしまう。
バロックの音楽は当時の絵画と同様、ある意味陰影の強い音楽である。
アンダーカットの無い楽器では、翳りをつけるのに、普通以上の努力が必要
になってしまう。 よって、プロがそういう楽器を使うことはまずない。

主のリコーダーで6番の穴を塞いでも音程が変化しないのは、そのアンダーカット
が無いのも1つの理由。 多分それ以上に息が強すぎるのもありそうだ。
また、どうせそんな技法という考えでまじめにやっていないのだろう。
6番だけでは音程の変化が少ないのは事実であるが、音色に翳りがでるので
そこから穴を開きつつ音を終わらせると、好ましい感じになる。
音程をもっと変化させたかったら、指を追加すれば良いだけだ。