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「いくらも出てくる」は大袈裟すぎ。

さて、種は無数にある。マニアは人類のほんのひとにぎり。そのマニアが
ひとつまみづつ、たとえば、一坪の翁草畑から採ったってたいしたことはない。
正直になろう。
こないだ、野草屋の親父と話していたら、自分は自然植物監視人を
町から委嘱されているが、問題なのは、「根こそぎとり」であって
「種のみすこし」は問題として考えるまでもないといっていた。
野草もむしろ植物に詳しいマニアが採集するほうが、無知なゆきずりに引っこ
抜かれるよりも良いかもしれんと言うと、そのとうりといっていた。ここらが
本音か。リンドウの群落があった。一株ほってあとは残しておいたら次に
行ったときには消滅。しまった、あのときにぜんぶ採集して「保護」すべき
だったと悔やんだ。あらゆる野生植物は環境悪化で絶滅に向かっている。マニア
が保護しなくてだれが保護してくれるのか。ただし高山植物を育てれないのに
わざわざ盗ってくるのはいただけない。宅地開発で明らかに消滅にむかう
ところからは積極的に採集すべし。