そういえば数週間前になりますが『吉本隆明×吉本ばなな』購入しました パラパラ読みですがおもしろかったです

文庫にならなかった貴重な対談本
https://www.dou-shuppan.com/dou223-lp/

宇城 そうなんですか。その頃私は技術畑を歩んでいましたので、隆明氏の分析力には感動でしたね。
次の出会いは『吉本隆明×吉本ばなな』対談本で、この本は吉本家の様子が鮮明に書かれていて、ばななさんの今を想像しながら今日は楽しみにきました。この本はばななさんが33歳くらいで、お父さんが75歳くらいの時のものですね。すごく勉強になる本で、今日持ってきました。

吉本 そうですか。実はこの本、父がいろいろ言い過ぎだと母がすごく怒って、文庫にしようとしたら母が反対して出版が差し止めになってしまい、今は流通していないのです。ですからよく先生がこの本を持っていらしたなと。父としては正直に言ったわけですが、逆に正直に言い過ぎたと怒られて。

宇城 この本、そんなに貴重な本だったんですね。

吉本 そうなんですよ。母がこれを文庫にするなら家を出るとか言って、家出してしまったんです。私はきっと「あの辺にいるんだろうな」なんて思っていたのですが、母は思い詰めると本当にあてつけで死んだりするような人で、父が電話で「どうしたらいいかな」と言ってきたので、「丸坊主になってダイヤを買ったらいいんじゃない」って言ったんです。結果、本当に大丈夫だったんですよ。娘ってすごいなって思いました(笑)。

宇城 お母さんは言ったら必ずやるという人だったみたいですね。

吉本 そうなんです。そういうところがあったので、父は本当に坊主になってダイヤを買っていました。そうしたら母は帰ってきました(笑)。
それとあの本では渋谷陽一さんというロック評論家がインタビュアーで、彼は海外ではミック・ジャガーとかマドンナとか、日本ではサザンやRCサクセションを何回もインタビューしているプロだったので、質問のあり方がロックな感じで、普通の文芸の編集の方がしないような質問をされるので、すごく面白かったんです。
ただなにしろ文庫にならなかったので、内容はよく覚えていないのです。

https://lavender.5ch.io/test/read.cgi/musice/1777297972/609-618