>>195
逐語訳的で精確だけど回りくどくて逆に理解しにくく通読が困難な金子訳
とにかく読みやすいが、原書と見比べると唖然とするほど超訳的で細かい論脈は全然つかめない長谷川訳
良くいえばバランスがよく、悪くいえばどっち付かずの樫山訳
注釈で語学的な妥当性を強く訴えてくるものの鵜呑みにはできない牧野訳

根気があれば原書を横に置きつつ金子訳で読んでいくのがベストだが、多大な労力を要する
それほど根気がなく、基本的に邦訳のみで読んでいく場合は樫山訳に挑戦するといい
樫山訳に挫折した場合は諦めて、長谷川訳で読み進めつつ、要所要所で他の訳を参照すればいい

昔、原書講読したときに改めて金子訳の精確さ(と半端ない回りくどさ)には驚嘆したわ