「精神現象学」(上巻) ヘーゲル
順位不明
物自体についてはほとんど語られないので、カントの弟子という認識はまちがっている。
むしろ、意識を実体ととらえる思考は、デカルトの偏屈な継承者といった感じだ。
ヘーゲルは、意識としての実体の他に、根源的な自己が存在するとしており、
プラトンのイデア説によるストア学派の影響を受けていると見受けられ、これも褒められたものではない。
極めて難解であるが、おそらくほとんどの論説においてヘーゲルはまちがっており、望ましい言説ではない。