敢て数学を換喩として用いるなら、次のように表現することができるのではないか。
現象するあらゆる存在は、何らかの自己性質化(self-qualification)、すなわち、eの
χ乗として現れ、その存在が自己同一性を有する限りにおいて、その同一性は、
自己性質化の原点におけるeの0乗である1を反映しており、その原点への再帰
として絶えず暫定的に想定されて求められる1が、人としての自己の同一性である。