中選挙区制時代の問題は、自民党の派閥政治。
農村部での保守層が自民党支持者が多くて、誰が総裁、方針になにに関係なく、自民党が選挙に勝てていた。
そこにあるのは、官僚と業界団体と族議員と地方の密接な関係があった。
これは戦前からの国家社会主事体制の継承だろう。
自由競争による格差よりも国家全体への分配を重視する。
田中角栄に象徴的に癒着の関係が深くなる。
しかしロッキード、リクルート事件で風当たりが強く、また都市の無党派層が増える中で、
政治改革を行わなければ、自民党も先がないとして、小選挙区制の導入が進められた。

1994 政治改革 中選挙区制から小選挙区比例代表制へ
政治資金制度改革 政党以外への献金の禁止
中選挙区制のような党内派閥競争がなくなる
地区の支援団体の重要性が下がり、選挙資金が減り、金権政治の抑制、派閥の集金力低下
党の公認が重要で選対委員の役割強化、党の方針、選挙の顔、総裁が重要になる
小泉内閣、安倍内閣

総裁など党中央の力が増加、国会での官僚が大臣のかわりに答弁することの禁止
大臣の派閥勢力による選任から実力主義へ
非イデオロギーの派閥から、イデオロギーの強いグループの台頭