かつ、遺伝子工学や生殖技術・治療自体にも大きな問題を抱えている。たとえば、
そうしたテクノロジーによって人類の平均寿命が仮に200年くらいになったとしよう

そこから発生する自然環境への負荷、生態系の破壊と異常事態、悪や利権、中抜き、
格差社会の温存と拡大、社会保障費の増大と財政破綻など、人類の平均寿命を延伸
すればするほど、それに付随した害悪や不幸、苦痛が生じることが容易に考えられる。

極端な話、こうしたテクノロジーで人は将来、不老不死になることができるかも
しれない。が、だからと言って、それによってこの世界-内-存在の害悪や苦痛、
不幸が無くなることも決してないのである。