サラリーマンがマルクスを読む主な理由は、学者のそれとは違って、労働の虚しさや息苦しさにあるのだろうけど、そこにフォーカスすると「労働とは」という問いも、会社との関係や労働環境から理解することになるが、マルクスも「闘争」を宣言したように、疎外の解消を「活動」(彼が影響を受けたイデオロギー社会主義史観)レベルで見据えていた側面もあり、労働の現場では、サラリーマンの不満を解消する現実的=政治的な施策によって検証的に有機に導かれるとも考えられる。その観点で、ソ連の政策の背景を調べ直したら面白いかもしれない。