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私はむしろ子供の頃から自分が見ているものは本当の世界ではない
という感覚がありました。アニメか何かの影響だったかもしれません。
今思うと、その感覚は誰でもがそうだったわけではないだろうとも思いますが、
しかし私だけにあった特殊なことではないという気もします。
たとえば本当の世界として「あの世」みたいなものがあってとか、
あるいは形而上とか、素粒子とか、
体験している日常はその背後にある世界によって創られているいわば仮の世界
というかんじです。
むしろこの世界がこの世界だけで完結することはないという感覚です。

で、私はそのことについて、ずっと追究し続けてきたわけではありませんが、
十年くらい前に突然その感覚に確信を持ちました。
なんか知らんけど、物理学的空間がじつは存在しないことに気づいたのです。
たとえば誰もいない森の中では木が倒れたとしても音はしない、
音は意識の中にあるものであって、意識の外にあるものではないように、
物理学的空間も意識の中にしか無いものだったということです。
物質は存在せず、運動とかあるいは方向とか、そういったものはある種の虚構
(仮想現実)というところに発展ます。
さらに私はそのことに気づいた瞬間、直観的に意識のハードプロブレムや量子や
生命や無意識などの謎がすべて解ける気がしました。
ちなみにそこで鍵になるのは「創発」という現象です。
そしてその後の考察で実際にすべて辻褄が合う気がしています。
もちろん完成したわけではなく、まだ課題が残ってはいますが、
かと言って他の選択肢があるようには思えません。
もはや違和感とのたたかいだけのような気がしています。