マルクス経済学と主流派経済学との融合を試みた学術的系譜は
ニューケインジアンとポストケインジアンの関係みたいなもんで
主流派経済学にとって無害になるようにマルクス経済学の中核理論を去勢して
近代経済学の修正なしに取り込むような試みだった側面が多々あったかもしれない。

ポストモダニスト系のマルクス学派もアナキズム系の方向から同じようなことをやった。

20世紀の末ころまではその系譜がマルクス経済学の中でも優勢になっていたけれども、
今はむしろ古典的なマルクス経済学が近代経済学の方法論を批判しながら蘇り、
いくらか巻き返してきているように思う。
欧米では特にリーマンショック以降、古典的マルクス経済学の学説が再び注目され始めている。