「柄谷行人は見えない力を理論化する」
柄谷は、文筆活動の最後をこのスタイルで行こうと決めた。
蓮實が「探究は戦後最大の文学作品だ」と言ったように、
柄谷はやはり文学の人だった。
柄谷は、アリストテレスやカントのような哲学者ではないが
後世に、より注目を浴びる理論を語る思想家を生む目標にはなるだろう。