>>32
森嶋通夫さんとかに言わせると、新古典派の限界理論が通用するのはオークション市場に限られ、一部を除く工業製品やサービスの大部分の価格はフルコスト原則に基づくという話だね。
フルコスト原則は彼に言わせれば生産コストで価格が決まるとした古典派の理論に近い。
で、リカード的労働価値説が労働者と資本家が分離していないような市場でしか成立しないことを示したのがマルクスだった、というのが森嶋さんの主張だった。
日本ではマルクス学派とその周辺でもこうした見解の影響力が強い。

しかし現実の市場は労働価値説と強い相関関係を持っていることが多くの諸国のデータから示されるようになっている。