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後先の問題ではなく、人間もまた物(自然)であるということ。
ただし、人間はその物(自然)であることを自ら否定する存在でもあるということ。
それが弁証法。

人間が自ら自然である自分を否定することを、根源的な疎外という人もいる。
フロイトの発見した人間の死の衝動なども、この根源的な疎外の証明の一つであるとはいえるかもしれない。
マルクスの場合は、その疎外によって人間が新たな世界を作り出すというヘーゲル的弁証法として論じられている。