アイヌの信仰のような「神が至るところに実在する」という汎神論のようなものは神が実在しないと言っているにほぼ等しい相対主義のようにも見える。
その意味では多神教に神はなく一神教だけに神がある。
多神教の神は悪魔や精霊や妖怪や死霊と区別がつかない。
そして偶像崇拝を禁ずる厳格な一神教の神はもはや知性と同義で極めて抽象的な存在。目に見えない。それは法や法則と同義。
ここまで神の解釈が進化すると科学の法則と存在論的には区別がつかなくなる。
そこで科学と宗教の線引き問題だけが残る。