要するに、欧米の「ひと(一/人)」についての言説においては、
1. 「人類であるみづから」と「けだもの(獣)」の区別を暗黙に「思想の根本」に据ゑるか、さもなければ、
2. 「ひと(一/人)」は「『ヒト/人類』の個体」であるとする「客観的なものごとの観方」だけを正しいものとして自省を放棄するか
の二者択一を迫られるのである。