ここであらためて、「さう」と聞きなされる漢語に対応するように感じられる日本語における「さ」の声音について、
「さ」≒"exposed as if being swept"と置いてみよう。

すると、「あさ(朝)」、「とほ(遠)あさ(浅)」、「あさ(漁)る」、「あさまし」などの表現における「さ」の声音についても、上で述べてきたのと同様のつかはれ方をしてゐると感じられるようになるはずだろうと私は思ふ。