私がSándor Máraiの作品を読むことになった最初のきっかけは、インターネットでフランスの文化関連のラジオ番組を聴いていて、Máraiとその作品が番組の主題として取り上げられ、そこでMáraiの自伝的小説がシュテファン・ツヴァイクの『昨日の世界』を思はせると評されていたからだった。
私は、当時、ツヴァイクの『昨日の世界』は読み終へていて、興味深い作品だったので、それに関連して興味を引かれた。
その後、密林でMáraiの作品を検索すると、当該の自伝的小説ではないが、別の作品のドイツ語訳が送料込みで200円台くらいで売りに出ていたので入手して読んでみることにした。
私が読む文学作品の小説は、よほど有名な古典的な作品以外は、そのような偶然の縁によるものだ。
ただ、私が惹かれるのは、人文的な知性を感じさせる作品であるという共通性は認められる。