商品の価格設定は、人々の「欲望」/"desire"に関して、しばしば、倒錯を生じさせる。

安く値引きされているといふ理由だけで、その安さにつられて、「『意欲』/"willingness"を『満たす』/"to please"『かひ(効)』/"effect"」のない商品を大量に買い込んでしまうような人々が大勢いる。
消費する見込みのある量をはるかに上回る大量の商品を買ってしまう人もいれば、低品質でゴミにしかならない商品を買ってしまう人もいる。

逆に、それが数の限定された商品で、一時的にそれを求める人々の数が供給量を大幅に上回り、値段がつり上がって、値段がつり上がることで入手が困難になることにより、いくら高い値段を支払ってでもそれを入手することが、「『意欲』/"willingness"を『満たす』/"to please"『かひ(効)』/"effect"」のあることとして錯覚されることもある。