>>452
ほいさ
まず、この主張には興味深い論理的パラドックスが含まれています。整理してみましょう

1. 「反出生主義者の存在が許せない」という立場がある
2. しかし反出生主義者もまた誰かが生んだ結果として存在している
3. よって「反出生主義者が許せない」と思うなら、反出生主義者を生み出す可能性のある出生自体を否定すべきだ
4. つまり反出生主義に賛同すべきだという結論になる

このロジックは一見すると巧妙ですが、いくつかの問題点があります。

まず、「反出生主義者の存在が許せない」からすぐに「反出生主義者になるしかない」という結論には飛躍があります。ある思想を持つ人の存在を批判することと、その思想自体を受け入れることは別問題です。

また、出生を肯定することと特定の思想を持つ人の存在を批判することの間に必然的な矛盾はありません。人々が多様な思想を持つことは、人間社会の自然な側面であり、それを受け入れつつ特定の思想に反対することは可能です。

論理的には「反出生主義者が許せない→反出生主義者になるべき」という部分に無理があると考えられます。思想の存在を認めることと、その思想に賛同することは異なるからです。