要は「実際に存在する可能性の低い(ない)、具体的なイメージを伴わない、抽象的な記号としての未来の主体は、存在するべきではない」と主張しているだけとしか、思えません。
しかし、これは、射程がどうとか実効性がどうとかジレンマがどうとかいう以前に、議論として意味がないんではないでしょうか。だって、どっちにしたって、存在する可能性がないんですからw
ゲイのカップルに反出生主義を説いたって、仕方ないでしょうw

これは人格攻撃とかではなく、反出生主義者の方たちが本当に言いたいことは「子供を作る気がないとか、そもそも結婚する気がないとか、あるいはしたくでもできない事情があるとか、そういう人たちは、何も悪くない、放っておいてくれ。」ということに尽きるのではないかと思うのですが、違いますでしょうか。しかしそれなら、今の日本ではそれはむしろ「通説」なので、ことさら反出生主義とか言う必要性がないだろうとしか、思えません。むしろ、いわゆる「LGBTの権利運動」が多くの人々の強烈な反発を呼んでいるように、逆効果になる可能性もあります(まあ正直反出生主義にそんな影響力があるとは到底思えないですがw)。「子供を作れ」という政治的な圧力が強い社会であればまた別ですが、日本の現状はそれとは程遠いんですから(今の世界の情勢だと、将来はどうなるかわかりませんが)。