>>656
656は「存在=害」の前提を絶対化し、苦痛軽減が「存在の価値の回復」を暗に認めるとして、反出生主義の「自己解体」を主張します。
しかし、反出生主義が問題視するのは「システム的苦痛」であり、個人レベルの苦痛軽減(例:医療や福祉)がシステム全体の害を否定するわけではない点を無視しています。
反出生主義は個々の存在を「悪」とみなすのではなく、苦痛を強いる「システム」を悪とみなします。
656は苦痛軽減が個人の存在価値を肯定するとみなすことでシステム的苦痛の不可避性を軽視し、議論を個人レベルに矮小化しています。
656は反出生主義がシステム的苦痛(例:生物学的・社会的な構造)に焦点を当てていることを考慮し、苦痛軽減がこのシステムの害を解消しない限り、反出生主義の前提と矛盾しない可能性を認めるべきです。