>>676
この主張は、
「構造的苦痛」という事実を反出生主義の道徳的根拠に据え、
理論と実践の乖離を“緊張関係”として包摂しようとする点で興味深いですが、
倫理理論としての一貫性には依然欠けており、実際には“苦痛削減主義”に還元されていると言えます。

反出生主義が本来主張する「存在そのものの否定」と、 人道主義が前提とする「存在することの価値」を同時に持つことは、倫理的矛盾を不可避的に孕んでいるという構造的問題を回避することはできません。

理論と実践の乖離の意味について、多少理解して頂けて助かります