>>102
民主主義とは制度である以上に運用が問題だ、ということを指摘したのが丸山眞男。
タイトルだけ見て理解したと思いこむのはつまらないことだ。

運用というのは、まず政権による行政情報の完全な開示と、幅広いリコール制度のような直接的な民主主義の導入だ。
もっとも台湾のように、政権の批判政党議員を対象とするような”住民運動”によるリコール請求では、逆に独裁への道を進むことになるが。

政権はその権力(法の運用)によって圧倒的な支配力を持つ。
もっとも目立たず、かつ効果的なのは、情報の操作だ。

行政に関する情報が行政組織からしか得られないという、最も反民主的な情報提供の仕方になっているのが現状だ。
さらに特定政党やその支持団体による、圧倒的な資金力による一方的な宣伝でそれを真実化しようとする。

これが丸山眞男が批判する”民主主義”の現実なのだ。