日々の生活が楽しくて、大した苦を感じていないのなら、欲望を追う魅力を手放したくないと感じているなら、それはそのまま生きたら良いのです。それは一つの安寧の形です

ブッダの教えは、日々の生活が苦しみに満ちていて耐えがたく感じている人が、そこから脱するためのメソッドです。欲望を捨ててでも苦しみを減じたいという思わない者には無意味なものです

そして耐え難い苦しみとは、貧困や病苦だけではありません。富貴の身にあっても、人からうらやまれるような立場にあっても耐え難い苦しみを感じることはあり得るし、死に臨めばより多くの人がその苦しみを感じることでしょう。仏教はそのような人々をも救済する事が可能なメソッドです