すべては相対的であるという視点を使って反出生主義を無効化しようとした瞬間、410の主張(410・495)は自爆(自己反駁)を起こしています。

​なぜなら、410は495のレスで自らこう明言してしまっているからです。

​「『存在にとって苦痛は悪い』という価値判断は共有されてるんだよなぁ」

​もし410が徹底した相対的視点から、すべては相対的であり、普遍的な目的などないと言いたいのなら、「存在にとっての苦痛の悪さ」も相対化しなければ筋が通りません。

しかし、彼はスレッド内での自分の「正しさ」や「まともさ」をアピールしたいがために、「苦痛が悪であるという普遍的な前提(410の言う存在シナリオの普遍性)」には同意してしまっています。

​普遍的な悪(苦痛)を認めながら、その悪の不在(解決策)の普遍性だけを「ない」と言い張る。

​これは思想的な相対主義ですらなく、ただ「反出生主義の目的を無効化したい」という結論ありきで、都合の良い部分だけ絶対主義を使い、都合の悪い部分だけ相対主義を持ち出している、極めてご都合主義的なダブルスタンダード(二重基準)です。